何回繰り返すの? 3度目のうつ病から寛解までの軌跡を綴るうつ病ブログ。

うつつらら

プロフィール

こちらのページをご覧くださりありがとうございます。

「さと」でございます。
ここでは正直に全部書いていきたいと思います。
信頼してもらえるために正直にお伝えします。

現在28歳の某自動車メーカーの下請けで働いております。
現在の収入は年収430万くらいです。

1回目のうつ病は日産のディーラーで働いているときに発症しました。
私は一級整備士を学生時代に取得しており、一級整備士というのはまだ新しい資格でありました。
入社当時、「一級整備士は信用してないからな」と言われたことを覚えています。
最初の頃はそれでも頑張って働いていたら、よく飲みにも誘ってもらって飲みに行ってました。
しかし、4月に入社して9月ぐらいに差し掛かったあたりで
徐々に徐々に病んでいきました。
一番歳が近い先輩が厳しかったため、それを真に受けておりました。
「仕事は遅いし、走ってることもないもんな」
などと他の先輩の目の前で言われるのがとても辛かったです。

そして9月に事故を起こしました。
単独の廃車事故です。
これも気持ちをさらに悪化させる引き金になりました。
それからは代車での通勤です。

先ほど説明した先輩からの厳しい言動は毎日繰り返されます。
私は常に移動するときは走り回っていましたが
「いつもてれてれ歩いてるよな」って言われたのが悔しくて
いつも以上に、というか歩いてるときはないぐらいに走り回っていました。
誰よりも早く出社し、整備場のなかにある車の鍵開け、掃除も
先輩たちが来る前にすべて終わらせておきます。
けど、そんなことをやっても先輩の評価を頂くことはできません。仕事のやりかたでなにか気に喰わなかったんでしょうね。

そして12月に急性虫垂炎(盲腸)で緊急手術し入院しました。
同時にこのときには完全に病んでました。
盲腸になってよかった、とも思いました。
しばらく入院しているときがとりあえず仕事場からも離れられる、と思って安心したのを覚えています。
しかし、またそのうちあの職場に戻らなくてはいけない。
と考えるといてもたってもいられない気持ちもありました。

退院するとき、、、
盲腸の診察してくれた先生に
「職場の話や、気持ちが病んでること」まで伝えました。
伝える相手が間違っています。
「精神内科を受診してください」と告げられました。
その通りですよね。
このときには布団から出られなくなってたし、
誰とも喋りたくなかったです。

そして1週間の自宅静養を終えて会社に出社。
もう、何もかも頭が追いつきません。
焦燥感で一日が終わる感じでした。
お客様にも先輩にも上司にも何を話しているか自分でもよくわからない状態です。

当時付き合っていた彼女にもだまっていましたが
だまっていることにも限界を感じて
彼女に伝えました。

「ストレスで髪の毛とか抜けてない?
食事はできているの?
最近おかしいと思っていたよ」

と言われたのを覚えています。

自分でも「これはうつ病だ」ってわかっていました。
ただどこに受診すればいいかわからず、
しかも予約がいっぱいでもうどうすればいいかわからない状態でした。

そしたら彼女から
「病院取れました!一緒に受診しにいこう!」
と当時の彼女が色んなところに電話しまくってなんとか予約をとってくれました。

そして病院ですべてお伝えしました。
ストレスチェックみたいなものを行うのですが
結果は「重度のうつ病」と診断されました。
そりゃそうなりますよね。
「死にたくなる」にたいして「十分そう思う」とかにチェックいれてるわけですから。
先生にいきさつや症状を伝えるときには号泣してました。
喋っているうちに悲しくなってしまってです。

「即座にお休みが必要ですが診断書だしますか?」
と言われましたが、これをもらって休職したら
すべてが終わると思ってもらいませんでした。
そして、色んなお薬をだしてもらいました。

薬は飲むもののすぐには改善されません。
毎日泣きながら通勤し、駐車場で涙をぬぐってから職場に行きます。
これも先輩たちよりも早く行って、鍵開けや掃除を行います。
このときにも何回泣いたか覚えてません。
先輩がくるころには涙をぬぐってなんとか耐えていました。

しかし我慢も限界です。
そして、このままではお客様の車を整備し続けていたら
もしかしたらミスして迷惑をかけてしまう可能性もあることから
工場長に告げました。

「じゃぁ今日までにするか。タイヤ交換ぐらいだったらできるだろ?タイヤ交換して終わりにしよう」

と言われて、タイヤ交換だけ行いました。
もう、これで終わりなんだ。と思いながら。
ほっとする思いと、迷惑はこれ以上かけられない思いと、
これで俺は終わったな。と思いました。

夜になったら店長からインカムで事務室に呼ばれました。

店長
「なんだ、限界だったのか。気づかなかったよ」

「限界です。もう仕事できません」
店長
「全然仕事できてるよ。そんな気にしすぎなんだよ」
工場長
「そうそう。全然仕事できないなんて勝手に思ってるだけだ。先輩のいうことも気にするな。むしろお前は一年目にしては頑張ってる方だぞ」

「そんな風には思えません。もう一番使えないやつで給料泥棒だと思います」
店長
「そんなわけないだろー。いないと困っちゃうよ。
わかった。だからとりあえず明日こよう。仕事できなくてもいいから」

とりあえず、今日はここまでにしておきます。
あとでまた書きます。

 

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