何回繰り返すの? 3度目のうつ病から寛解までの軌跡を綴るうつ病ブログ。

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うつ日記 ちょっといい感じなとき 運動

うつ病でも無事にハーフマラソン完走できた。しかし、足を痛めて今は歩けない

更新日:

こんばんは。
さとです。

宇都宮ハーフマラソン大会参加

本日は宇都宮マラソン大会のハーフマラソンに
先輩の代理として出走してきました。

走る前に何人かの先輩と写真。
これを見るとうつ病だなんて思わないですね。

時間がきたのでスタートラインに立ちます。
今まで10キロ以上は走ったことがないので
それより先は未知の領域です。

スタートした直後に足に痛みが走る

そしてスタートのピストルが鳴り走りはじめて数分後に膝に違和感。。。
先週10キロ走って痛めた膝が痛み始めました。
木曜日くらいには治っていたと思っていましたが
いざ、走ってみるとそっこうで痛みがきましたね。

これはヤバい。
まじでリタイアするかもしれない。
開始10分後にはそう思っていました。

なんとか走って5キロ地点。
膝、というか足全体が痛すぎて不敵な笑みを浮かべます。笑
これはもうヤバい。
一緒に走ってくれた先輩が
「気持ちだ気持ち!」
と言って励ましてくれてなんとか走っていました。

一緒に走ってくれた先輩とのツーショット

ずっと励まし続けてくれました。

そして、走ってる最中に先輩に言われて気づいたんですが
20キロだと思っていたら、ハーフマラソンなので21キロだったのです。
これだけですごいテンションが落ちたのを覚えています。
10キロ地点でまだ半分にも到達していないのか、と。

それでも足の痛みを我慢して走り続けます。
今回のハーフマラソンは2週して21キロを走るんですが
1週目終わった地点で本気でリタイアしようと思いました。

無事にハーフマラソン完走

意外となんとかなるものです。
足は常に激痛でしたが、歩かずになんとか21キロ完走できました。

走っているときっていうのはアドレナリンとかドーパミンとかでてるんでしょうか?
走り終わった瞬間歩けなくなりました。
まず、膝が曲がりません。もちろん走ることもできません。
完全に足を怪我?してしまいましたね。
これも日ごろの運動不足のせいでしょう。
仕方ありません。

走ってる最中に思っていたこと

「足が痛い。辛い。
けど、この痛みはうつの辛さじゃなくて身体的に辛いだけだ」

走っている最中はうつの辛さはどこかになくなってしまいます。
「うつ病」というワードは頭に何度か現れましたが・・・笑

ジョギングやランニングで走ることはうつ病にいいのかも知れない

確かに走るのはいいかもしれませんね。
うつの辛さからは逃れられます。
散歩だと色々考えることができてしまうから
ある程度体に負荷がかかるほうがいいのかもしれません。
だから、ジョギングやランニングがうつ病にとっていい、って言われているのかな。

自分をほめてあげたい

朝は最悪の状態で起床したし、みんなと会うのも怖かったけど
行ってみればなんだかんだ楽しかったです。
そして、完走できた自分も立派だしほめてあげたい。

よくやった。

タイムも2時間を切れたので、運動不足の割にはいいほうだと思います。

代理に走らせてくれた先輩にも感謝です。

彼女も応援に来てくれていた

また、気づきませんでしたが
彼女も途中で応援にきてくれていていました。
わざわざ足を運んで見に来てくれる彼女にも感謝です。
どこまで優しい人なんだか。。。嬉しい限りです。

その後

その後はマラソン大会後の抽選会に参加しましたが
誰一人当たりませんでした。6000人も参加しているから仕方ないですね。
特賞の42インチ4Kテレビ欲しかったな。。。
当たっても、先輩のゼッケンで走らせてもらってるんで先輩の手に渡るだけだけど。。。

抽選会が終わり、みんなでラーメンを食べに行きました。
あまりに私が足を引きずるし、歩くのも遅いから先輩が運転してくれました。
先輩もすごく優しくてありがたいです。

ラーメン食べ終わったあとも先輩の家までは先輩が運転してくれました。
車内では会社の暴露話を色々してくれました。
そこで思ったことは、みんな悩みを抱えているんだ。ということ。
今の部署が嫌で異動願いをひそかに出していた人の話だったり
上司から無茶を言われてやってらんない。とかとか。

そう、自分だけじゃないんです。
自分だけが悲観的になっているんです。
まぁ病気なので仕方ないっちゃ仕方ないんですが
こういう話を聞くと少し勇気をもらえます。

途中コンビニによって
クエン酸入りのドリンクをおごってくれました。
「疲れたあとにはクエン酸だぞ」
どこまでも優しくて頼りになる先輩です。

そして先輩宅についたときも

「おつかれ♪車だしてくれてありがとな!足痛めてっから無理しないでゆっくり休めよ!!!」

と言ってくれました。
ひとつひとつの言葉がすごく嬉しかったです。
こんな私にもそんな言葉をかけてくれるんだ、と。

まとめ

今日は本当にマラソン大会に出場して無事に完走できて良かったです。
走らなかったら絶対後悔しましたから。
行動することでやっぱり改善の方向に向かうのかな、と思います。
ベッドで横になっていても私は良くなることありませんから。
けど、起き上がるのが難しいんですけどね・・・。

というわけで、本日は充実した一日を過ごせました。

うつ病で行動するのが辛くても、
ムチを打ってなにかしら行動するほうが案外良かったりするかも、です。

そして、先輩や彼女にたいして感謝の気持ちがすごく湧きました。
私の周りには優しくていい人たちばかりです。
自分の周りにあるいいことをたくさん見つけて、悪いことは追い出していきたいと思います。

読んでいただきありがとうございました。

さと。

 

 

 

 

PS

走っている最中にスタッフの方が私の名前を呼んで応援する方がいました。
先輩と走っていたため、「誰だあの人は?」なんて言ってましたが
サングラスもかけていたので誰だったかわかりませんでした。

そしたらフェイスブックで連絡がきました。
「お疲れ様でした!」
なんと、専門学校の先生からでした。
もう卒業して何年もたつのに覚えていてくれてたんですね。
そして、このようにメッセージが続いてきました。

「元気そうで何よりです」って。

先生としたら、生徒が元気そうなのは嬉しいことでしょう。
この走ってるときにはさすがにうつ病だとは思いませんからね。

「うつ病なんだけどなぁー」

って思いましたが、同時に

「元気そうに見えるんだ!」

と思いました。

少しずつ、少しずつですね。

 

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